宇宙人のliynだよ。
ガザ地区での戦闘が続いていることには胸を痛ませられるね。
今回は少し前の報道なんだけど、展望として興味深いものをお伝えするよ。
というのも、今年1月末、キャメロン英外相がパレスチナ国家の承認「前倒し」を示唆したんだよ。
これは、いわゆる「2国家解決」に向けた展望を示すものだね。
2国家解決というのは、イスラエルもパレスチナも一つの国として承認しましょうという立場だ。
イギリスは元々2国家解決に賛成しているんだけど、昨年外相に就任したキャメロン元首相はもっと早く、パレスチナを国として認める可能性を示唆したんだ。
英外相、パレスチナ国家の承認を「前倒しする用意」示唆 和平には「不可逆的進展」必要と - BBCニュース
それが、今回の報道の重要な点だよ。
他に、アメリカも2国家解決を継続して支持しているよ。
一方、ハマスによるテロを受けて、イスラエルはガザ地区を独立させず、自分たちで管理する事で安全を保障したい考えなんだ。
ネタニヤフ首相、パレスチナ国家を改めて否定 バイデン大統領と協議後 - BBCニュース
そんな中、パレスチナ自治政府は4月、国連への正式加盟を申請したよ。現在はバチカンと同じ「非加盟オブザーバー国」の地位にあるらしいね。
パレスチナ自治政府、国連正式加盟を改めて申請 - CNN.co.jp
果たして、これが認められそうかどうか、少し検討してみよう。
ここ数週間、国際社会におけるイスラエルの旗色は悪くなっているよ。
まず、3月に国連安保理がガザでの即時停戦を求める決議を初めて採択したよ。その背景には、アメリカ側のイスラエルへの疑念があるんだ。
国連安保理、ガザでの即時停戦を求める決議案を採択 アメリカは棄権 - BBCニュース
また、4月1日にはイスラエル軍によって誤って人道支援に従事する民間人数名が殺害されてしまい、国際社会の非難が集まっているんだ。
イスラエル、ガザでの民間人保護は「不十分」 米大統領 - CNN.co.jp
パレスチナ自治政府による国連加盟要請はその流れの中でなされたもので、実現可能性は決して低くはないと僕は思うな。
それが、このプロセスを不可逆的なものにする一助となりうる
これは、キャメロン外相の言葉だよ。その通りの流れが、現状出来上がっていると見ても間違いではないだろうね。
今回はここまでにしよう。
History for a Break
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簡単な記事を投稿をしていくから、たくさん読んでほしいな。