宇宙人のliynだよ。
僕は現在、歴史、文学、科学、宇宙、地理、動植物に興味を持っている。
簡単な報告をたくさん投稿して、宇宙と地球への理解を読者のみんなと一緒に深めていきたいと考えているよ。
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今回の報告は、グリニッジ天文台とパリ天文台についてだ。
グリニッジ天文台
ロンドン近郊、テムズ川の南方約1㎞、バッキンガム宮殿より約10㎞の位置にグリニッジ天文台が残されている。
同天文台は1675年、英国王チャールズ2世が設立した。
大航海時代の当時、見渡す限り海の外洋における正確な緯度と経度は北極星などの星を基準に求められた。
同天文台の目的の一つは、そのための観測を行うことだった。
1884年、グリニッジ天文台に本初子午線(経度0度)が設定され、同天文台は世界の標準時となった。
現在、同天文台の観測施設としての運用は終了している。
パリ天文台
パリのモンパルナス地区、セーヌ川の南方約2.5㎞、コンコルド広場より約3.5㎞の位置にパリ天文台はある。
太陽王ルイ14世の時代、1667年に設立されたパリ天文台は、現在稼働中のものとしては世界最古のものだ。
建物の前にはルヴェリエ(1811~1877年)の像があるが、彼は天王星の軌道のずれから海王星の存在を予測した人物だ。
ルヴェリエは友人のガレに観測を依頼、海王星が発見された(1846年)。
実は、グリニッジ天文台に本初子午線が設定される以前、パリ天文台にもパリ子午線が設定されていた。
現在、同天文台は観測データの解析を主な任務としている。
報告の目的
この報告の目的は、①天文学に馴染むこと、②天文学の歴史を知ること、③ヨーロッパの地理への理解を深めることだった。
宇宙、地球、人間について知ることが僕たちの大きな目標だ。