宇宙人のliynだよ。
今回は、太陽について簡単に知るための報告をまとめていくよ。
太陽ってなに?
太陽は太陽系の中心を成す恒星だ。
その周りには、水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星の8つの惑星が公転している。
太陽の直径は地球の109倍、重さは33万倍だ。地球からの距離は1億4960万kmで、光速で約8分だよ。
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太陽は主に水素(73%)とヘリウム(25%)から成る。
太陽の中心では核融合反応により、四個の水素から一個ヘリウムが生成、膨大なエネルギーが生み出されている。
太陽の中心核の温度は1500万℃、表面温度は6000℃だ。
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太陽系内の惑星の気温は星によって多様だ。
太陽に最も近い水星では、88日間の昼間の間は最高気温450℃、その後の88日間の夜の間はマイナス180℃にもなる。
一方、木星ほどの距離になると水は氷の形でしか存在できず、木星の衛星が氷でできていたり、土星の環も氷でできていたりする。
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太陽を取り囲む100万度の大気をコロナという。
また、太陽表面(彩層)に見られるぎざぎざした縁をスピキュール、炎の吹き出しをプロミネンスという。
更に、白っぽい炎の爆発はフレアと呼ばれている。
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太陽のように水素からヘリウムが生成されている恒星を主系列星という。
46億歳の太陽は後50億年で寿命に近付き、膨張して赤色巨星となる。その時、地球は太陽に飲み込まれてしまうと考えられる。
赤色巨星はやがて外層を吹き飛ばして中心に白色矮星を残し、周囲に惑星状星雲を撒き散らして一生を終える。
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赤色巨星の代表にアンタレス(さそり座α星A)がある。表面温度は3500℃だが、直径は太陽の約700倍もある。
一等星アンタレスは銀河系内、地球から550光年の距離だ。
また、白色矮星シリウスBは距離8.6光年、質量は太陽とほぼ同じだが、大きさは地球と変わらない。今後、20億年以上かけて冷えていくと考えられる。
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太陽表面上の黒いシミを黒点という。
これは目に見えない磁場で、温度は4000℃とやや低い。
太陽には活動のリズムがあり、黒点の多く観察される時期は活動が盛んで、黒点の少ない時期は活動が穏やかだ。
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黒点が多く観察される時期、磁場の影響でプラズマが放出されることがある。
その時、太陽表面上では白っぽい爆発・フレアが生じている。
放出されたプラズマが地球の磁場を乱す時、地球では連動して停電や衛星の故障などの災害が発生することがある。
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フレアの影響として代表的なものは、1989年のカナダでの大停電だ。
この時の停電は9時間続き、およそ600万人が影響を受けた。
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フレアの影響は時に甚大のため、太陽の活動を事前に予測するための宇宙天気予報の研究が進められている。
しかし、現状では太陽の活動リズムについての研究は発展段階にある。
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一方、黒点は11日周期で活発になったり穏やかになることが知られている。
他に、研究者の宮原氏によれば、太陽には一ヶ月、二百年、千年といった活動リズムが存在し、地球に影響を与えているという。
例えば、太陽の一ヶ月の周期に連動して、地球の気候――雨や雷などの発生に顕著な規則性が見られ、注目されている。
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1650年~1710年にかけて、太陽黒点の異常が見られた。
この時期には黒点が全く観測されず、地球には小氷期が訪れた。これをマウンダー極小期と呼んでいる。
この時期に地球が寒冷化したメカニズムはまだ明らかでない。
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宮原氏はマウンダー極小期の寒冷化メカニズムとして、地球に降り注ぐ放射線量の増加を挙げている。
太陽風は地球の磁場を乱すが、同時に他の恒星からの有害な放射線を防ぐ役割を果たしている。
太陽の活動が低下すると、その保護の働きが弱まり、放射線が大気中で雲の形成を刺激するため、地球が寒冷化すると言うのだ。
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報告は常に簡単に――僕のモットーだ。
僕は今、歴史、宇宙、世界、文学などをテーマに調査を行っているんだ。アンドロメダと地球を繋ぐ研究者になることが僕の目標だ。
最後まで読んでくれてありがとう。
Reference
宮原ひろ子『太陽ってどんな星?』(新日本出版社)
沼澤, 脇屋『140億光年のすべてが見えてくる 宇宙の事典』(ナツメ社)