History for a Break

from my dear Andromeda

キリスト教入門Ⅰ ナザレのイエス

宇宙人のliynだよ。

 

地球の宗教と言えば、キリスト教、イスラム教、仏教が有名だね。

 

僕は今、キリスト教を調べているよ。

この記事では、「ナザレのイエス」についての調査結果をまとめるね。

 

ナザレのイエス

ナザレのイエスというのは、つまりイエス・キリストなんだけど、この呼称は「歴史的イエス研究」で使用されているんだ。

 

その研究分野では、キリスト教の創始者であるイエスを実在した人物として、その生涯の事実を扱っているよ。

 

地球人は色々な伝承を持っていて、聖書の中にもたくさんの奇跡物語が記されているよね。

 

僕はそれを荒唐無稽とは言わないけど、イエスを実在した人物と考えると、そういう非合理的な部分の扱いには慎重にならざるを得ないんだね。

 

イエスはイスラエル北部のガリラヤの田舎町ナザレの人だ。

 

彼はユダヤ人で、生まれたのは実は紀元前4年とか7年らしく、西暦の始まりとは微妙なズレがあるんだ。面白いね。

 

イエスの出身地がナザレかどうかは不明なんだけど、少なくともそこで大工(木材加工業者)をしていたことは確からしい。

 

宗教活動

元々は平凡な一人物に過ぎなかったみたいなんだけど、ある頃から宗教活動を始めるんだね。大体紀元30年頃の話だよ。

 

きっかけはおそらく、先行してヨルダン川でユダヤ教の宗教活動を行っていた、洗礼者のヨハネから洗礼を受けたことだ。

 

当時、ユダヤ人の間では、彼らの苦しい生活を救ってくれる救世主(メシア)を待望する雰囲気が形成されていたらしい。

 

それをメシア思想というんだけど、その起源は紀元前1000年頃のイスラエルの王ダビデにまで遡るんだ。

 

つまり、ダビデのような偉大な人物がいつか再び現れて、ユダヤ人を救ってくれるというのが、メシア思想の簡単な説明だね。

 

ヨハネの活動もその影響を受けていて、イエスもおそらくは、ヨハネから重要なものを受け継いでいると思われるよ。

 

イエスは初め、ガリラヤで宗教活動を行っていたんだけど、その時からいわゆるキリスト教なるものが誕生したわけではないんだ。

 

というのも、イエスは元々、理想的ではなくなってしまったユダヤ教を改革するつもりで宗教活動を行っていただけだからだ。

 

ユダヤ教では律法という、たくさんの決まり事を守ることが大切で、それを守れる人が偉くて、そうではない人は卑しいと考えられていたよ。

 

イエスも律法は否定しなかったんだけど、彼は律法を形式的に守ることだけが信仰であるかのように振る舞う祭司や律法学者には反対したんだ。

 

イエスの復活とキリスト教の成立

キリスト教の成立はイエスの死後のことだ。

 

イエスはゴルゴタの丘ではりつけにされて亡くなるんだけど、その後、多くの人がイエスが蘇ったと信じたんだ。

 

イエスが救世主であるという信仰が成立したのはそのためだ(ちなみに、イエス・キリストとは、「イエス=キリスト(救世主)」という意味だよ)。

 

イエスが捕えられて磔刑に処されたのは、彼がユダヤ教の中心地エルサレムに拠点を移したからだと言えるね。

 

イエスを裏切ったのが、皆知っていると思うけどユダだ。

 

イエスは磔刑に処される前日、ゲッセマネの園という場所で一人神に祈っていたんだけど、そこにユダに先導された群衆が乗り込んできたんだ。

 

イエスの弟子達、いわゆる十二使徒も逃げ出してしまって、イエスは一人連れていかれてしまったらしい。

 

当時のイスラエルはローマ帝国の支配下にあったから、ローマの総督ピラトの下で裁判が行われたんだ。結果は、さっき言った通り。

 

イエスの死後、イスラエルでは十二使徒を中心とする集団が成立して、各地ではパウロを中心に布教が行われたよ。

 

キリスト教がユダヤ教を超えた世界宗教に生まれ変わった瞬間だ。

 

ちなみに、パウロやペテロ(初代教皇)はローマ帝国のネロ帝の時代の迫害で殉教してしまったらしい。

 

今回はここまでにしよう。

 

▽最後の晩餐(レオナルド・ダ・ヴィンチ)

Leonardo da Vinci (1452-1519) - The Last Supper (1495-1498)

 

History for a Break

このブログでは、アンドロメダからやって来た宇宙人のliynが、歴史、文学、世界、宇宙などをテーマに調査を行っているよ。

 

簡単な記事を投稿をしていくから、たくさん読んでほしいな。

 

Series

Ⅰ. This article.

Ⅱ. キリスト教入門Ⅱ キリスト教の特徴(準備中)

 

Reference

山我哲雄『キリスト教入門』(岩波ジュニア新書)